意外とあなどれない、アウトバストリートメント【くせ毛】

くせ毛対策は水分量・脂質のコントロールから

前回はくせ毛を少しでも扱いやすくするには、「髪内部の水分バランスを整える」ことがポイントで、おうちで簡単にできる手入れとして【アウトバストリートメント】を使うといいですよ、というお話をしました。

前回の記事はこちらをクリック

今回は実際、髪質や目的に応じたアウトバストリートメントの選び方をお伝えします。

髪質や目的に合った【アウトバストリートメント】の選び方

アウトバストリートメントは何の為に使いますか?

  • ダメージケアの一つとして
  • 乾燥が気になるので保湿したい
  • ツヤのある髪にしたい
  • 手触りを良くしたい

上のようなケースが一般的かと思います。ですが実際どんなものがどんな効果を持っているのか見極めるのは難しいと思います。

【アウトバストリートメント】使っていますか?

アウトバストリートメントの一般の方の使用率について興味深いデータを見つけました。

 

Q.アウトバストリートメントを使っていますか? 使っている 43.8% 使っていない 62.3% (大手コスメランキングサイトの市場アンケートより抜粋)

シャンプーや化粧水、ファンデーションなどはみんなほとんど使うものであるのに対して、アウトバストリートメントは使っている人と使っていない、(使ったことがない)人の差が大きいアイテムという結果が出ている、ということでした。

あくまでいち美容師の見解だと、市販の安価なアウトバストリートメントの中には使用しても表面的な質感が一時的にツルッとするかなというくらいで、(否定するわけではありません)お客様からのお話の中でも「効いてるのかよくわからない」といった声を聞くことがよくあります。そういう事もあって、必要性がないと判断して使うのをやめた人も多いのではないかという印象です。

美容業界でコスメやヘアケアアイテムなどの商品は目まぐるしく新商品がリリースされていますよね。

市販のものだと、テレビのCMの印象だったり、自分好みなパッケージデザインだったり、リーズナブルな価格帯、といった内容で「なんとなく」「感覚で」選んでいるときもあるのではないでしょうか?

くせ毛と同時にダメージもある髪に合った【アウトバストリートメント】

特にダメージもあってくせ毛や縮毛がある人に、オールマイティーな物ってなかなか見つからないと思います。今日はそんなケースに合った、サロンの現場でも使われている、ダメージケア専門のメーカーが作っているアウトバストリートメントをいくつかご紹介したいと思います。

その前に、

【アウトバストリートメントとは?】

洗い流さないタイプのトリートメント」です。

(お風呂で流すタイプのトリートメントを使ったあとにつけます)

スキンケアで例えると、美容液やセラムといった立ち位置です。

洗顔後のお肌に何もつけないと乾燥が気になりますが、数時間すると自分の分泌する皮脂である程度の保護膜が作られます。

しかし残念ながら髪の毛そのものは自ら油分や脂質を分泌する機能がありません。カラー等で髪内部の脂質などは少なくなっているのが一般的です。

そこで、その働きを補完するために【アウトバストリートメント】を活用します。

リピートが多いアウトバストリートメント

ガルバミスト・ガルバエマルジョン(リトルサイエンティスト)

・テモイトリートメントエッセンス(Do AQUSH)

・キューティクルヴェール(リトルサイエンティスト)

今回は、この中でもよりくせ毛に特化したアイテム、リトルサイエンティストのガルバミストをご紹介します。

(リトルメイト契約のあるサロン専売品です。ドラッグストア等では売っていません。ヘアご利用歴のある方向けに直接販売できます。ネット通販は扱っておりませんのでご了承ください。)

ガルバミスト(リトルサイエンティスト

ガルバミスト 150ml/2,200円(税別)

ガルバミストはこんな人に…

軟毛コシがない髪くせ毛(うねり)比較的軽ダメージの髪に向いています。(普通毛、硬毛、多毛、乾燥毛の人はガルバエマルジョンをおすすめします。)

水分の多いミスト状で、髪が濡れていても乾いていても使えます。

【ガルバミストの主な内容成分】

  • ナチュラルセラミド(天然ヒト型セラミド) 水分脂質バランスを整えバリア機能をアップ  
  • ヒートケアCMC γ−ドコサラクトンが熱を与えるとキューティクルに吸着・補修
  • ナノ化CMC 18MEA、コレステロールなど細胞間脂質を補給
  • ダメージセンサーケラチン 羊毛由来の加水分解ケラチンが吸着してダメージ補修
  • UVプロテクト 紫外線ダメージを軽減

これらの成分は水分量(脂質量)のコントロールに力を発揮してくれます。

【使い方】

シャンプー・トリートメント後、タオルドライした髪、または乾いた髪にシュッシュとつけて手ぐしでなじませてドライヤーで乾かします。(注・アイロンは乾いてから使います)ドライヤーの熱で成分が吸着しよりダメージケア効果が高まります。(長時間する必要はありません、普通でいいです)

【使っている人の経過を美容師目線で見させてもらった感想】

広がりやうねりが緩和されて収まりが良くなる

枝毛、切れ毛ができにくくなる。

・髪の強度が回復してくる(コシ・ハリ

・キューティクルが整う結果、ツヤがよくなり、ツルッとなめらかな毛先になる。

・内部補修されてパーマ持ちが良くなる。

・内部補修されてカラーの退色を抑える。

【ガルバミスト使用時に気をつけてほしい点】

ミストゆえCMCゆえ、床に付着すると滑りやすくなります。(メーカーも注意表示してます笑)

サロンでもCMCなどのダメージ対策処理をバンバン使うので、美容師が立って作業している足元はスベります!

ご高齢、小さい子がいらっしゃるご家庭はお気をつけて…

豪快に頭に向かってシュッシュするのではなく(ムダも多いです)、着けたい髪の毛束を(中間から毛先)手のひらに載せてスプレーするのをおすすめしています。無駄なく狙ったところに着けられます。

気になったらフローリング用の洗剤等で床を拭くと緩和されます。

くせ毛対応のアウトバストリートメント、いかがでしたか?選ぶ際の参考になれば嬉しいです!他のアイテムはまた別な機会にご紹介していこうと思います。

ABOUTこの記事をかいた人

はじめまして、COBAこと小林 澄江です。このブログを見ていただきありがとうございます!私は札幌大通で活動している個人営業の美容師です。くせ毛や白髪と上手に付き合うアイディア、ファッション、本、美容、気になったことなど私なりの視点から楽しく書いていきたいと思います。(2018年8月までの記事は旧はてなブログからの記事です。)