もくじ
- Q.ヘアカラーとヘアマニキュア|色の種類やバリエーションの違いは?
- ヘアカラーは多種多様な色の表現ができる
- ブリーチとカラーのコラボレーションで芸術的な色も可能に
- ヘアマニキュアは色のバリエーションはあるが、脱色作用が無いため現状の髪の色が直接影響する
- Q.黒髪に青色のヘアマニキュアをするとどうなりますか?
- Q.ヘアカラーとヘアマニキュア|放置時間の違いは?
- Q.ヘアカラーは時間を長く置けば濃く染まりますか?
- Q.ホームカラーをしています。年々髪がゴワゴワになって、髪が細くなった感じがします。どうしてですか?
- Q.今まで髪を染めたことがありません。白髪が増えてきて染めようか迷っています。髪が痛むのは嫌です。
- 市販のカラートリートメントは一回で白髪をピンポイントに染めるのには向いていません
- Q.ヘアカラーとヘアマニキュア|色落ちの違いは?
- ヘアカラーは色落ちしにくい
- カラー後初回のシャンプー時の色落ち
- ヘアマニキュアは4〜7日くらい色落ちの注意が必要
- 私の検証では市販品のヘアマニキュアのほうが色が水に溶け出しやすいと感じました
- Q.セルフカラーでヘアマニキュアが地肌についてしまいました。
- あらかじめ保護クリームを塗ることで地肌が染まるのを防ぐことができる
- ヘアカラーとヘアマニキュアの違いとQ&Aのおわりに
Q.ヘアカラーとヘアマニキュア|色の種類やバリエーションの違いは?
ヘアカラーは多種多様な色の表現ができる
ブリーチとカラーのコラボレーションで芸術的な色も可能に
あらかじめブリーチをすることで一旦髪の色を明るく整え、明るくなった髪にヘアカラーをすることで淡いペールカラーや鮮やかな色も楽しめます。
しかし、ダメージのリスクはやや高めです。
ヘアマニキュアは色のバリエーションはあるが、脱色作用が無いため現状の髪の色が直接影響する
画像出典 Canva
ヘアマニキュアにも色のバリエーションがたくさんあります。(サロンの場合)
しかし、ヘアマニキュアは髪そのものの色を脱色できないため、白髪部分には強く色が見えて黒髪部分は黒く見えます。
Q.黒髪に青色のヘアマニキュアをするとどうなりますか?
画像出典 Canva
A.黒髪にヘアマニキュアをすると黒の上に青いフィルターがかかったような見え方になります。(上の絵のようなイメージ)
例えば、ヘアマニキュアで鮮やかな青にしたい場合は、黒髪やブラウンの髪はあらかじめブリーチをして白っぽい下地を作ることが必要になります。
例外として白髪はブリーチしなくても色が鮮やかに見えます。
希望色によって必要なブリーチの回数やレベルが違います。美容室で行うべき難易度の高いカラーです。
Q.ヘアカラーとヘアマニキュア|放置時間の違いは?
A.美容室でのヘアカラーは25分〜最大30分程度、ヘアマニキュアは15分程度で染めることができます。
Q.ヘアカラーは時間を長く置けば濃く染まりますか?
A.例えば8レベルのヘアアラーを規定時間より長く置いても6レベルの暗さになることはありません。
ダメージが進行するのでご自宅で染める人は気をつけてくださいね。ヘアカラーも、ヘアマニキュアも規定の時間で一番良い条件に染まるよう作られています。
色を濃く仕上げたいときは、一段階暗い色にするなどで調節します。
Q.ホームカラーをしています。年々髪がゴワゴワになって、髪が細くなった感じがします。どうしてですか?
A.個人の見解では、今までホームカラーを頻繁にしている髪を拝見してダメージ要因と考えられるのは、ダメージの予防や蓄積を抑える処置ができないということです。
セルフカラーでは、ダメージ度に応じて部位ごとに薬剤のパワーを変えることや、シャンプー後の残留成分の除去などもできません。
ダメージした部分に再び強い薬剤を繰り返し塗ることになるのでダメージが蓄積されやすいデメリットがあります。
美容室では、毛先などダメージの強い部分はおだやかな作用の薬剤を使い分けます。
また、専用の薬剤を使いあらかじめ髪を補強、保護したりダメージ要因になる成分の除去など行うのが一般的です。
Q.今まで髪を染めたことがありません。白髪が増えてきて染めようか迷っています。髪が痛むのは嫌です。
画像出典 Canva
A.ヘアカラーでのダメージが気になる場合はヘアマニキュアで部分染めする選択肢もあります。
バージンヘアの方はもともと髪がダメージしていない分、ヘアカラーをしている人に比べダメージに敏感な傾向があります。
少しぱさついたりしただけでも変化を感じやすい人が多いです。
全体には黒髪で自分で髪を探ると白髪がパラパラと数本でてくるくらいの人、なるべく本来の自毛の髪色を保ちたい方は黒髪まで染める必要は無いと私は考えます。
市販のカラートリートメントは一回で白髪をピンポイントに染めるのには向いていません
市販の化粧品分類のカラートリートメントはダメージするリスクが無いため試して見る人も多いと思いますが、カラートリートメントはヘアカラー剤ではないので一回の使用では白髪が濃く染まりません。どちらかというと髪全体の白髪をぼかしたいときに向いています。
トリートメントのようなベースに化粧品タイプの穏やかな作用の染料が含まれているイメージです。
根元の白髪を短時間で濃く染めるほどのパワーは持っていません。
繰り返し使うことで色が濃くなっていくイメージです。
Q.ヘアカラーとヘアマニキュア|色落ちの違いは?
ヘアカラーは色落ちしにくい
ヘアカラーの場合、脱色した髪色はそのまま残ります。色落ちしていくのは染料の部分で、色の種類によって幅がありますが1〜2ヶ月の色持ちです。ブリーチオンカラーの淡い色などは色持ちが短めです。白髪染めなど暗い色のほうが長持ちして感じると思います。
カラー後初回のシャンプー時の色落ち
ヘアカラーは6レベル以下の暗い色や鮮やかな色はシャンプーの泡にうっすら色が付く程度の色落ちがみられることがあります。
襟足に汗をかきやすい人は白いシャツの襟など2〜3日気をつけたほうが良いかもしれません。しっかり乾かせば色移りの心配は少なくなります。
ヘアマニキュアは4〜7日くらい色落ちの注意が必要
ヘアマニキュアはヘアカラーに比べて色落ちしやすいです。メーカーにもよりますが、1週間程度は白い服や寝具、タオルなどに色が付きやすいこともあります。美容室では比較的色落ちしにくいヘアマニキュアもあります。
私の検証では市販品のヘアマニキュアのほうが色が水に溶け出しやすいと感じました
髪が濡れているとキューティクルが開いているので色落ち、色移りがしやすいです。しっかり襟足まで乾かすようお気をつけください。以下の記事で市販品と美容室のヘアマニキュアの違いについてもお伝えしています。
Q.セルフカラーでヘアマニキュアが地肌についてしまいました。
A.商品に同封されているリムーバーをコットンに付けて軽く拭いてください。お肌が丈夫な方でしたら30秒くらい当てて置いてから拭くと落としやすいです。落ちない場合も数日シャンプーしているうちに自然と消えますのでご安心ください。
あらかじめ保護クリームを塗ることで地肌が染まるのを防ぐことができる
頭頂部の毛量が少ない人など、地肌が透けやすい人は特にヘアマニキュアが地肌に付かないよう気をつけたいものです。
ヘアカラーでは黒っぽい色でない限り地肌が染まることは少ないですが、ヘアマニキュアを自分でするときは地肌に着くとすぐ染まってしまいます。
地肌はガードして髪はしっかり染まるヘアカラー用の保護クリームもありす。あらかじめ塗っておくのが安心です。
保護クリームについての記事は以下をご覧ください。
ヘアカラーとヘアマニキュアの違いとQ&Aのおわりに
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サロン用のヘアカラーは現在多くの種類があり、メーカーごとに特徴があるので1つのサロンでもいくつかのメーカーのカラー剤を適材適所で用意している事が多いです。
ブリーチを使わないカラーでも、美容室のカラーリングでは幅広い種類の色を楽しめます。