

そんなあなたに、美容室のヘアマニキュアメニューで白髪を根本ギリギリから染める方法をお伝えします。

もくじ
ヘアマニキュアのゼロテクとは?|根本の空きを限りなくゼロに近づけるイメージ


ヘアマニキュアは地肌に直接つけると皮膚がすぐ染まってしまいます。
そのため、地肌からわずかに離して塗る必要があります。
薬剤をできる限り地肌ギリギリから塗るテクニックのことを美容室用語でゼロテクといいます。

ヘアマニキュア塗布のイメージ
美容室のゼロテクだからできること
ゼロテクとセルフヘアマニキュアでは塗り方の技術の違いで、根本の白髪への染まり具合に差が出ます。
セルフヘアマニキュアだと
- 地肌に付けないように塗ると根元に隙間ができてしまう
- 市販のコーム付きヘアマニキュアの構造上、狙ったところに薬剤を塗りにくい
美容室のヘアマニキュアメニューだと
- ゼロテクという根本の隙間をできるだけ作らない塗り方
- 薬剤を狙ったところにしっかりと塗ることができる
この違いで、仕上がりと長持ち度に差がでます。
ヘアマニキュアは髪の表面付近だけが染まる

★マニキュアは肌につくと染まるので、肌から浮かせて塗ります。
上の図のように、ヘアマニキュアは髪の毛そのものの色を変えずに、髪の表面近くに染まる仕組みを持っています。
ヘアマニキュアとヘアカラー(アルカリカラー)の違い
ヘアマニキュア(酸性カラー)の特徴
- 髪の表面付近だけ染まる
- 髪の毛の色を脱色できない
- もとの髪の色が見た目に影響する
- ヘアカラーに比べダメージが少ない
アルカリカラーの特徴
- 髪の中まで染まる
- 髪を明るくも暗くもできる
- 明るさや色彩の幅が広い
- 髪や皮膚への負担がある
ゼロテクでのヘアマニキュアがおすすめな人

ゼロテクを使ったヘアマニキュアがおすすめな人は以下のような人です。
- ヘアカラーが頭皮に触れるのが苦手な人
- アルカリカラーのアレルギーを持っている人
- すぐ伸びてしまうのが気になる人
ヘアカラーのアレルギーが有る人はゼロテクでも反応が出ることも
ここではヘアマニキュアの話をしていますが、肌が弱い人にアルカリカラーを塗るときにもゼロテクを使うことがあります。
ゼロテクは地肌への刺激を防げますが、短時間でもシャンプーやすすぎのとき薬剤が肌に流れて接触します。
ヘアカラーににかぶれたことがある人はゼロテクでもアレルギー反応が出るケースがありますのでご注意ください。

ヘアマニキュアとヘアカラーは髪を染めることは同じですが、全く違う特徴を持っています。
ご自分のニーズや体質にあった方法を選んでくださいね。
美容室のヘアマニキュアのまとめ記事はこちら
セルフヘアマニキュアはすぐ白髪が目立ってくる。
もっと根本ギリギリから染めたいのに・・・