「ちょい足し」ヘアマニキュアで自分だけのグレイヘア

グレーヘア移行後完全な白髪頭になった方から「やっぱりちょっとだけ色がほしい・・・」という声を聴くことがあります。

今まで長い間カラーリングしてきた自分の姿に見慣れていたのでそう思うのも無理ありません。

今回は、グレイヘアを生かしてちょっとだけ、ダメージレスに色を添える方法をご紹介します。

 

大人の髪|グレーヘアをちょっと個性的に「ちょい足し」アレンジ

 

せっかくきれいに蘇った髪をまたダメージさせたくない人に

グレーヘア(白髪)をもう少しだけおしゃれにしたい方向けの記事です。

グレイヘアに「ちょい足し」ヘアマニキュアで雰囲気を変える方法をご紹介します。

 

ヘアマニキュアでハイライトのように白髪に色をちょい足し

 

アルカリカラー(一般的なヘアカラー)を使わずにダメージ度の少ないヘアマニキュアを使用

 

ここではグレイヘア自体は生かしてハイライト的にヘアマニキュアでほんのり色味をトッピングする染め方をします。ダメージが最小限になるように酸性カラー(ヘアマニキュア)を使います。

 

ヘアマニキュアは髪の組織になるべく影響を与えずにキューティクル付近にだけ透明な色が染まる仕組みですので、アルカリカラー剤に比べるとすごく長持ちはしませんが、髪への負担を大幅に抑えることができます

 

 

グレイヘア50%の「ちょい足し」ヘアマニキュア例

それでは、ちょい足しヘアマニキュアの作業工程を見ていきましょう。まず、色をつけたい部分の髪をウィービングというやり方で細く取り出していきます。

取り出した髪の毛に、ヘアマニキュアを塗ります。アルミホイルで個別に包んで染めない部分に色がつかないうようにします。

少し見にくい写真なのですが、ほんのり色のニュアンスが表現されました。お好みによって量や色味をコントロールできます。

 

グレイヘアに「ちょい足し」ヘアマニキュアの良いところ

 

このやり方には以下のようなメリットがあります。

全体を染めないからダメージ回避できる

薬剤を使う部位が少ないためダメージを減らせます。

 

アルカリカラーを使わないからダメージ度がとても少ない

ヘアマニキュア(酸性カラー)を使うのでアルカリカラーに比べて髪への負担は格段に少なくなります。

 

地肌につけない塗り方だから皮膚や体への負担がほぼない

細く取り分けた髪の毛だけ染めるので、アルカリカラーにかぶれる人や、敏感肌でカラー剤が頭皮にしみやすい人やアルカリカラーでかぶれやかゆみが出やすい方にも対応できます。

そもそもヘアマニキュアは肌につけない塗り方ですので苦痛や不快感はほぼありません。

 

白髪率が多い人ほど発色が良い

このやり方は、白髪が多い人(全体が白っぽいグレー以上に見えるくらいの人)に向いています。ヘアマニキュアは黒い髪を明るく脱色するはたらきは持っていませんので白っぽい下地(グレイヘア)が必要になります。

 

グレイヘア本来の美しさを損なわない

苦労して作ったグレーヘアの美しさを生かして、白髪の印象に変化を与えます。

1〜2ヶ月で自然に色が薄まってきますので、色を変えたりしやすいです。

しっかり染まりすぎないのがヘアマニキュアのちょい足しカラーの良いところです。

 

グレイヘアに「ちょい足し」ヘアマニキュアはこんなときには向いていません

黒い髪の割合が多い方

黒髪の割合が多い方は、ヘアマニキュアの下の色が透ける特性上色がついて見えにくいです。白髪の部分を狙ってヘアマニキュアをする方法もあります。黒地に色のハイライト(白髪部分)という感じになります。

 

しっかり染めたい方

2ヶ月以上の長持ちを望む、透明感のある染まり方が気に入らない場合は不向きです。化学反応でしっかり脱色・発色するはたらきを持った通常のアルカリカラーをおすすめします。

 

グレイヘアに「ちょい足し」ヘアマニキュアのお客様の写真【ピンク】

サロンでの実際の例はこちらの記事を御覧ください。

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