パーソナル カラー診断についてSNSなどで見聞きする機会が多いですよね。
ここでは、髪色のパーソナルカラーについて基本的なことをお伝えします。
もくじ
パーソナルカラーとは?
ビジネスやプライベートで相手にポジティブな印象を与えたいときなども
パーソナルカラーを取り入れたコーディネートが効果的です。
この記事では一般的なパーソナルカラーの仕組みをベースに
髪色を選ぶ基本的なポイントについてお話しします。
髪色の選択には正解はありませんが、基本的に肌色が青っぽく見えたり、
黄色っぽく見える髪色は肌に調和していない色といえます。
肌色がくすまずに明るく見えやすい髪色を選択するのがポイントです。
肌や髪の色は100人いれば100通りですので
全ての人が4つのタイプに分類されるわけではありません。
より個人的な好みや似合わせはパーソナルカラー理論をもとに
カラー提案してくれる美容師にご相談されるのが良いかと思います。
イエローベース、ブルーベースに似合う髪色の例
まずイエローベースとブルーベースという2つのカラータイプには
どんな髪色が似合うとされているかをイラストでお話します。
ここに紹介するのが全てではありません。
髪の場合似合う色のバリエーションは個人差があるというのが美容師目線での意見です。
(一般的なパーソナルカラー理論とは別な経験からの感想です)
その理由は肌の色だけでなく、その人の目鼻立ちやキャラクターなど
その人が醸し出す雰囲気が「似合う、似合わない」に影響する部分もあると感じます。
以下の分類は「あくまで基本のき」程度にご参考になさってください。
イエローベースに似合う髪色の例
【スプリング】明るめクリアなイエローベースの肌に似合う髪色
【オータム】深みのあるリッチなイエローベースの肌に似合う髪色
ブルーベースに似合う髪色の例
【サマー】ソフトな印象のブルーベースの肌に似合う髪色
個人的には明るめでもくすみ感のあるグレージュブラウンなどもおすすめです。
【ウィンター】クリアな印象のブルーベースの肌に似合う髪色
パーソナルカラーと髪色の関係
例えば、ピンクのヘアカラーをしただけでは髪の茶色いメラニン色素が残ったままなので茶色にピンクがまざった印象になります。
よりピンクを鮮やかに表現するには、一度ブリーチでメラニン色素の茶色を脱色し濁りを取り除き明るい下地を作ります。
その後目的の色でヘアカラーをすると濁りが少ないピンクが表現できます。
このように、希望の色によってカラー施術の内容が変わるのでご自身の施術可能な範囲で髪色を選ぶのがポイントです。
基本的に髪本来の色からかけ離れるほどカラーの工程が多くなります。
単にパーソナルカラーだからその色にする、というより好みやライフスタイルを踏まえて似合う色を提案してくれる美容師がお薦めです。
パーソナルカラーは髪色に関係ないか?
結論から言いますと、パーソナルカラーに基づいた髪色とファッション、メイクは統一感が出て好印象に仕上がることが多いです。
特に、イエローベース、ブルーベースの区別だけでも意識すると肌写りなどでネガティブな影響を受けにくくなります。
しかし、あまりにもパーソナルカラーにとらわれすぎて
洋服選びやメイクが息苦しくなっては元も子もないです。
長い美容師キャリアでたくさんの方にお会いして感じたのは、
肌や髪、目などの特徴はいくつかのパターンにきっちり区別できないということです。
私の経験では、髪色や髪質はいくつかのタイプが混ざった方は多いと感じます。
個人的意見ではファッションと色選びは気分や好みなど心理的要素も大きく影響すると感じています。
似合う色でも好きでない色は身につけたくありませんよね。
選んだ色が似合っていて、しっくり来たり良い気分になるのががHappyな色選びだと思います。
パーソナルカラーはあくまで自分に調和しにくい色を見分けるための基準と捉えると気持ちが楽ですよ!