40〜50代の方に向けた、今の白髪染め、おしゃれ染めの疑問にお答えする記事【後編】です。
後編では、サロンやインターネットでよくある具体的な疑問にお答えします。
もくじ
- Q7.白髪があってもミルクティーなど淡い色にできる?
- ミルクティー色などとても明るく淡い色のヘアカラーはダブルカラーが必要
- Q8.市販の白髪染めとおしゃれ染めを混ぜてセルフカラーできる?
- Q9.市販の暗い白髪染めをやめておしゃれ染めで明るくなる?
- 暗く染まった髪を明るくするにはブリーチが必要になることも
- 市販の明るいおしゃれ染め単品では白髪が染まらないことも
- Q10.市販のおしゃれ染めで白髪が染まる?
- Q11.おしゃれ染めでの白髪染めが向いている人は?
- Q12.おしゃれ染めでの白髪染めが向かない人は?
- 美容室では個人に合わせた薬剤の使い分けができるのがメリット
- Q13.おしゃれ染めは明るい色しかないの?
- 【白髪がある人】おしゃれ染めを使うメリットは?
- 白髪染めとおしゃれ染めQ&A【後編】おさらい
Q7.白髪があってもミルクティーなど淡い色にできる?
美容室でのヘアカラーを前提として、
次のような条件の髪ならミルクティー色など淡い色が出来ることもあります。
- 暗い部分をブリーチして良い方
- 黒染めをしていない髪
- ブリーチ出来る髪の丈夫さがある
ただしすでに白髪染めの6レベル以下の黒染めなどで、暗く染まっている場合は、
脱色(脱染)してもくすみが残りやすくクリアな発色になりにくい場合があります。
数回のブリーチが必要になる場合もあり、
ダメージが強い髪や薬剤に耐性がない髪はとても負担が大きい色です。
(染めていない)白髪の割合が多いほどミルクティーなど
淡い色も発色が良い傾向です。(染めていないグレーヘアだとベスト)
※すでに染まっている色や髪の状態によって不向きなケースもあります。
ブリーチで明るい下地を作り、その後カラーします。
2回のカラー工程を一般的にダブルカラーと呼びます。 色や髪の条件によってブリーチが複数回必要になる場合もあります。 ※染めていないまっさらな白髪は色素がないので セルフカラーでは混ぜて塗る行為はできても、
思ったような仕上がりにならないリスクがあります。 市販の白髪染め、おしゃれ染めを混ぜても、 現状染まっている色によってはセルフカラーは難しいと推測します。 ブリーチ剤や脱染剤が必要になることもあります。 美容室で相談したほうが失敗リスクを避けられる内容です。 もう一段階明るいヘアカラーをした場合、新しく生えた部分は
すでに白髪染めをした部分は暗い色が残りやすいです。 暗く染まっている部分はブリーチや脱染が必要になることがあります。 明るいおしゃれ染め単品だと、根元の白髪が染まらない 一種類の薬剤だけを使うと仮定して、 透明感のあるキレイな色味を楽しみたい方 このような方は「おしゃれ染めカラーを使った白髪染め」に向いていることが多いです。 (白髪染めといいますが、白髪が目立ちにくいファッションカラーというイメージです) 白髪をしっかり暗く染め隠したい人 こういう方は、白髪をしっかり隠すことに向いている「白髪染めカラー」 美容室の白髪染めカラーは、メーカーにもよりますが、市販に比べると明るさや色の選択肢がやや広めです。ミルクティー色などとても明るく淡い色のヘアカラーはダブルカラーが必要
ブリーチなし1回のカラーで染まります。
(髪の条件や色により個人差はあります)Q8.市販の白髪染めとおしゃれ染めを混ぜてセルフカラーできる?
仕上がりの色の計算は難しいと思います。
かえって色が濁るなどの失敗が想定されます。Q9.市販の暗い白髪染めをやめておしゃれ染めで明るくなる?
暗く染まった髪を明るくするにはブリーチが必要になることも
明るくなることはありますが、市販の明るいおしゃれ染め単品では白髪が染まらないことも
失敗が起きやすいです。Q10.市販のおしゃれ染めで白髪が染まる?
明るいカラーほど、染めていない地毛(黒)は明るくなりますが
白髪はあまり染まりません。
(メーカーによっても差があります)
Q11.おしゃれ染めでの白髪染めが向いている人は?
色味のバリエーションを楽しみたい方
明るい髪にしたい方 などがQ12.おしゃれ染めでの白髪染めが向かない人は?
白髪が多く、2〜3週間ですぐ染めたくなる人
セルフカラーをよくする人 など
を使ったほうが満足度が高いかもしれません。
美容室では個人に合わせた薬剤の使い分けができるのがメリット
美容室では部位ごとに白髪染めヘアカラー(グレーヘアカラー)、おしゃれ染めヘアカラー(ファッションカラー)を使い分けることもできます。
ハイライトカラーなどもその一つです。
Q13.おしゃれ染めは明るい色しかないの?
美容室のおしゃれ染めには明るい色から暗い色まで幅広くあります。
美容室ではおしゃれ染め用ヘアカラーを
白髪がある人に使うことがあります。
デザインによって
単品で使う、複数の色を混ぜることがあります。
【白髪がある人】おしゃれ染めを使うメリットは?
白髪がある人がおしゃれ染めを使うメリットはこんなことがあります。
色の濁りが少なくクリアな発色が期待できるところ
色や明るさのバリエーションが豊富なところ などです。
(美容師個人の主観を含みます)
白髪染めとおしゃれ染めQ&A【後編】おさらい
- 白髪があってもミルクティー色にできる場合とできない場合がある。
黒染めや暗い色に染まっていないほうが好条件。 - 市販のおしゃれ染めと白髪染めを混ぜて思い通りの色にするのは知識が必要。
- セルフカラーでの白髪染めからおしゃれ染めで明るくするのは専門知識や技術が必要。
- 市販の明るいおしゃれ染めでは白髪が染まりにくい。
- おしゃれ染めでの白髪染めが向く人、向かない人がいる。
- おしゃれ染めには明るい色も暗い色もある。
最近のサロンヘアカラーは髪の個人差や価値観によって
相性の良い方法が違います。
ここで紹介した内容がすべてのユーザーさんや
美容師に当てはまるものではありません。
施術の前はダメージなどのリスクも含め、担当の美容師によくご相談されることをお勧めします。
この動画は美容室での仕上がりを保証するものではありません。
他サロンでの仕上がりの責任は負いかねます。
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