アウトバス、インバストリートメントの違いとは?

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おうちでヘアケアするとき、アウトバストリートメントインバストリートメント違いが気になったことありませんか?

ここではこんなことがわかります。

アウトバス、インバストリートメント
  • アウトバス、インバスの意味
  • アウトバストリートメントとインバストリートメントの効果や違い
  • 使い分けや併用について
  • アウトバストリートメントの効果的な使い方

 

アウトバス、インバスの意味

  • インバスとはお風呂の
  • アウトバスとはお風呂の

 

アウトバス、インバストリートメントの効果や違い

  アウトバストリートメント インバストリートメント
液状 クリーム、オイル、水状、乳液状など クリーム状〜乳液状など
使うタイミング シャンプー・トリートメント、タオルドライ後(お風呂上がり) お風呂でシャンプーの直後
補修効果の部位 主にキューティクルなど髪表面(高機能商品は内、外部の補修機能を持つものも) コンディショナーは主に表面、トリートメントは内、外部に作用(商品によります)
使う量 少量を薄く伸ばして使うものが多い 商品規定の量をしっかり
流す必要性 流さない 流す
サロン専売品には髪質や状態に特化した補修効果の高いアイテムがあります。

アウトバストリートメントの液状の種類は豊富

アウトバストリートメントは次のような液状(テクスチャー)の種類があります。

アウトバストリートメントの液状の種類 仕上がりの手触りの特徴
オイル状 サラサラ〜しっとり、ツヤ、油分補給など
クリーム状 ややしっとり〜しっとり、保湿、まとまりなど
乳液状 ややしっとり〜しっとり、保湿、まとまりなど
水状 サラサラ〜ややしっとり、ツヤ、保湿、ハリなど
美容液状 サラサラ〜しっとり、ツヤ、保湿など
メーカーや製品によって当てはまらない場合もあります。
この表では専門的な分類は避け使用感でまとめています。(美容師個人の主観です)

インバス(流す)トリートメントはクリーム状が一般的

トリートメントのイメージ

 

一方、お風呂でシャンプーのあとに使うインバストリートメント(流すトリートメント)は一般的にクリーム状です。

市販品ではコンディショナーなど少しゆるい液状のものもあります。

 

インバストリートメントの中には、ねっとり濃厚なヘアマスクや水のように軽いテクスチャー、複数のトリートメント剤を使う集中ケア用のものなどもあります。

※ここでは、毎日使うタイプのインバストリートメントについてお伝えしています。

 

【高保湿トリートメントが向かない髪】

ボリュームダウンしたくない人は油分などを多く含む高保湿のヘアマスクやトリートメントは重くなることがあります。

高保湿系トリートメントは次のような髪に相性が良いと思います。

  • 乾燥が強い髪
  • 硬く太く広がりやすい多毛
  • ヘアカラーをしている髪など

アウトバス、インバストリートメントを使う順番

でシャンプーのあとインバストリートメント(流すタイプ)を使います。お風呂上がりのタオルで拭いた髪にアウトバストリートメント(流さないタイプ)をつけます。

ドライヤーで乾かすとサラサラになります。

必要に応じてお好みのスタイリング剤で仕上げます。

インバストリートメントをおく時間は長いほうがいい?(美容師の視点)

インバストリートメント(流すトリートメント)は商品の裏に書いてある「ご使用方法」の放置時間で使用するのが最適です。

コンディショナーなどすぐ流して良い商品もあります。

時間を長く置くのとトリートメント効果は比例しない場合もあります。

 

ダメージヘアは、必要以上長時間おくと髪内部の栄養や染めたカラーの色素が流れやすくなることもありますので規定の時間内にするのが安心です。

髪のきしみや引っかかりを緩和したい場合はお風呂でのトリートメント後、キューティクル補修効果のあるアウトバストリートメントを併用すると滑らかさが改善するケースもあります。

アウトバス、インバストリートメントの役割

アウトバストリートメントは髪の手触りや見た目を手早くコントロール

アウトバストリートメントは流すトリートメントの補助的なアイテムで乾いた後の髪の質感を良くするために使います。

アウトバストリートメントは次のような役割をします。(特にサロン専売品は製品によって機能が違います。)

アウトバストリートメントの役割
  • 髪の手触りをなめらかにする
  • 静電気を抑える
  • 保湿
  • 熱や摩擦から保護
  • 髪を柔らかく(硬い髪向けアイテム)
  • 髪にハリを出す(軟毛向けアイテム)
  • カラーの褪色緩和
  • キューティクルのダメージ補修
  • ツヤ
  • 広がり緩和
  • くせ毛コントロール(くせ毛用アイテム)など

インバス(流す)トリートメントは髪内部の保湿やダメージ補修

お風呂で使う流すトリートメントはおもに髪の内部に作用します。

こんな役割があります。

インバストリートメントの役割
  • 髪内部の栄養補給
  • 指通りの改善
  • 静電気防止
  • 保湿効果
  • キューティクルの保護
  • シャンプー後の髪を整える

シャンプーと同シリーズを使うメリットは?

シャンプーの洗浄成分との相性などが良いのでベストな仕上がりが得られやすいと感じます。(美容師の見解)

アウトバストリートメントの効果的な使い方

アウトバストリートメントの使用量は一般的に少量です。髪全体にムラなくつけるのが効果を最大限に引き出すポイントです。

お手持ちのアウトバストリートメントの効果を最大限に引き出すつけ方をご紹介します。

効果的なアウトバストリートメントのつけ方

  1. 商品記載の分量を手のひらに出す
  2. 10秒ほど手のひらを擦り合わせて伸ばす
  3. 頭頂部ではなく髪の毛につける
  4. (POINT)30秒くらい裏表四方八方から手ぐしを入れる

(面倒な人は手ぐしで全体につけたあと、粗めのコームを2〜3回通してもOK)

★地肌〜10センチくらいはつけなくてOK。
頭皮の痒みやベタつき、ボリュームダウンを防ぎます。

動画で付け方のコツがわかります。

クリックでYouTube再生

アウトバス、インバストリートメントは併用?どちらか一つ?

アウトバス、インバス併用すべき?

ヘアカラーやパーマ、縮毛矯正、ヘアアイロンなどダメージが大きい髪やくせ毛ほど扱いにくく感じると思います。

アウトバス、インバストリートメントの併用で仕上がりが改善されるケースが多いです。

反対に、カラーなどの加工がないバージンヘアなど、ダメージが少ない髪はアウトバストリートメントがなくても問題ない方もいらっしゃいます。

 

シャンプーとインバス(流す)トリートメントはセットが推奨

ダメージが少ない髪はシャンプーとインバストリートメントだけで充分な方もいらっしゃいます。

アウトバストリートメントは乾燥しやすいときなど必要に応じて使うこともできます。

 

【非推奨】ダメージヘアでのアウトバストリートメント単品使用

非推奨な使い方例

シャンプー

アウトバストリートメントのみ

カラーダメージがある髪でアウトバストリートメントだけ使用、インバストリートメントなしでは、内部補修や保湿がないためややパサついた仕上がりになりやすいです。(個人の見解)

 

アウトバス、インバストリートメントの使い分け

私が推奨している使い分けの一般的な例をいくつかご紹介します。

基本的にダメージが強い髪ほど併用すると扱いやすくなる場合が多いですが、

髪や好みには個人差がありこの例の他にも選択肢があることをご了承ください。

使い分けの例

ダメージは少ないが細くで毛先が引っかかる、ざらつく髪
→インバストリートメントまたはコンディショナー+キューティクル補修効果、摩擦低減作用のあるアウトバストリートメント併用

参考商品:セレクタープロファイブ SP5 リバイブミスト(筆者オンラインショップ)

ヘアカラーで乾燥、広がる髪
→カラーで失われやすい脂質をメインに補給できるダメージケア用インバストリートメント、アウトバストリートメントの併用

参考書品:セレクタープロファイブ SP5 リバイブセラム(インバストリートメント)(筆者オンラインショップ)

ヘアアイロンで熱ダメージが強く硬くなった髪
→熱ダメージで失われやすい成分を補修する機能と柔軟、保湿作用があるインバストリートメントとアウトバストリートメントを併用

ヘアカラーなどしていないノンダメージ毛、髪や頭皮の油分が充分にある人
→髪質にあったインバストリートメントのみ

より具体的な髪の悩みがある方はシャンプーとの相性も大事です。

あなたの髪を専門的に把握している美容師に教えてもらうのも良いと思います。

 

アウトバス、インバストリートメントをおさらい

アウトバス、インバストリートメントまとめ
  • インバストリートメントは流すトリートメント
  • アウトバストリートメントは流さないトリートメント
  • インバスとはお風呂の中
  • アウトバスはお風呂上がり
  • 髪質やダメージに合ったアイテムで指通りのいい髪に
  • アウトバストリートメントはキューティクル補修やツヤ、保湿効果
  • インバストリートメントは髪内部と表面の組織に栄養補給
  • ダメージヘアはアウトバス、インバス併用推奨

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