敏感肌の人が洗い流さないトリートメントを選ぶときの3つのポイント

Sumi

敏感肌HSP、アレルギー体質などの人は、化粧品やヘアケア商品を選ぶとき肌に刺激がないかすごく気を使うし心配だと思います。

この記事では敏感肌の人が気をつけたいアウトバストリートメント洗い流さないトリートメント)選びのポイントをお伝えします。

 

  • 敏感肌、敏感体質の人が気をつけたい成分
  • 敏感肌、敏感体質の人が気をつけたい「香料

 

“この記事を”書いている人

この記事は現役20年以上のサロン実体験と、毛髪科学、美容薬学の知識を持った女性美容師が書いています。

美容薬学検定1級
JHCMAヘアケアマイスター取得
アロマテラピー検定1級
美容師免許

 

 

敏感肌の人がアウトバストリートメントを選ぶポイント

画像出典 Canva 

 

ここでは敏感な体質の人に刺激となりやすい成分をお伝えします。

 

 

 

敏感肌の人が気をつけたいアウトバストリートメントの成分|エタノール

 

アルコールに敏感な体質の人はエタノールに気をつけて

エタノールは揮発性のある透明な液体でデンプンを発酵させて作ったり、化学的に合成したものなどがあります。

 

最近は手を消毒する商品にも植物由来のエタノールを配合しているものもあります。

いずれもエタノールですので植物由来だから皮膚に刺激がないという意味ではありません

 

トニックやデオドラント商品のように清涼感を必要とする化粧品にはエタノールの配合量が多くなりますが、

アウトバストリートメントの場合はそれらに比べると配合量はやや少なくなります。

 

 

アルコールに特に敏感な体質の人は気をつけたほうが良い成分です。

敏感肌向け商品には、「エタノールフリー」「エタノール無配合」などと表示されていることもあります。

 

アルコールに過敏な人はミスト(スプレー)タイプのものは避けたほうが安心

 
画像出典:Canva 

アウトバストリートメントの中でも水状のミストタイプのアウトバストリートメント

オイルやセラムタイプなどに比べるとエタノールの配合量が比較的多めに配合されていることが多いようです。

 

アルコールに過敏な体質の人はオイル状やミルク状のアウトバストリートメントを選んだほうが良いかもしれません。

 

敏感肌の人がスプレータイプのアウトバストリートメントを使うときは一度手のひらに取って使う

 

【肌にやさしいひと工夫】

スプレー(ミスト)タイプは髪以外の首や顔周りの皮膚にも液体がかかってしまいやすいため、

手のひらにとってからつけるなど肌にかからないようにすると安心です。

 

髪が長い人は、襟足の裏やサイドの頬に触れる部分にはつけないようにすると安心です。

 

乾燥が気になる中間〜毛先だけつけましょう。

 

 

敏感肌の人は肌や髪にコーティング成分が残りにくいアウトバストリートメントを選ぶ

滑りを良くするシリコーン系の成分が多く配合されているアウトバストリートメントは、

場合によって髪に成分が残留しやすいものもあります。

 

 

髪や皮膚に残った油性成分が酸化すると肌を刺激することがあります。

セット力のあるベタつくスタイリング剤などはなるべく避けたほうが安心です。

 

コーティング成分などが髪に残りにくく、シャンプーで洗い落としやすいアウトバストリートメントがおすすめです。

 

 

敏感肌は香りが強いアウトバストリートメントは気をつけて

 

敏感肌の人は香料に対して肌に刺激や不快感を感じる人も多いようです。

 

ここ近年は以前より香りが強いアイテムが本当に多くなっていますので、

長時間香りが残るアウトバストリートメントは敏感肌の人には気をつけたいものです。

 

 

低刺激性に配慮された香料を配合した商品を使うか、

無香料のものを使うのもおすすめです。

 

とても敏感な人は使う前に腕などでパッチテストをしてから使うのが安心です。

 

Sumi

香りが強いアイテムは好きな人は平気でも匂いで頭痛や吐き気をもよおす人もいます。

TPOに合わせた香りのマナーに配慮したいですよね。

 

敏感肌の人がアウトバストリートメントを選ぶ時気をつけたい3つのポイント

画像出典 Canva 

敏感肌の人が安心して使えるアウトバストリートメントを選ぶ時気をつけたいポイントを3つおさらいしておきます。

商品選びのヒントになれば幸いです。

  • コーティングが控えめな、シャンプーで落としやすいアウトバストリートメントを選ぶ
  • エタノール配合量が少なめなでミストタイプではない、ミルク、クリーム状のアウトバストリートメントが使いやすい
  • 油性成分の酸化による刺激を防ぐため、ベタつきの少ないセット力が控えめのスタイリング剤を選ぶようにする
  • 強い香りがあるアウトバストリートメントは避ける