こんなタイプのフィルターが取り外せるドライヤーをお使いの人に、アレを使ったフィルターお掃除の方法を伝授します。あまりにあっけないことをご容赦ください。
この記事は現役20年以上のサロン実体験と、毛髪科学、美容薬学の知識を持った女性美容師が書いています。
美容薬学検定1級
JHCMAヘアケアマイスター取得
アロマテラピー検定1級
美容師免許
もくじ
- ドライヤーのフィルターのホコリをエアダスターを使って一瞬で除去する方法
- エアダスターを使ってドライヤーの取り外し式フィルターを一瞬で掃除
- ドライヤーのフィルターお掃除で用意するもの
- ドライヤーのフィルターお掃除の手順
- ドライヤーのフィルターお掃除で気をつけること
- ドライヤー本体の中にホコリを入れないよう注意!
- 家庭用ドライヤーなど本体後ろ側の網部分や吹出口を掃除するときは安全のためエアダスターを使わないことを推奨します
- 本体後ろ側の網部分や吹出口を掃除するときは掃除機+綿棒や歯ブラシを使って
- 【危険!】こんなときは使用をやめて買い替え・修理を検討
- 取外し可能なドライヤーのフィルター掃除をエアダスターで行う方法のポイント
ドライヤーのフィルターのホコリをエアダスターを使って一瞬で除去する方法
画像出典:Canva
まず、ご注意いただきたいのはエアダスター(ダストブロワー)でホコリを取る方法は取り外せるタイプのフィルターを掃除するためのものです。くれぐれも本体内部に使用しないでください。(メーカー推奨の掃除法ではないのでご自身の判断で行ってください)
エアダスターを使ってドライヤーの取り外し式フィルターを一瞬で掃除
OA機器など細かい部分のホコリを吹き払うダストブロワー、エアダスターというアイテムがありますよね。今回はコレを使います。
ドライヤーのフィルターお掃除で用意するもの
- エアダスター(ダストブロワー)
- 新聞紙など敷物
- 綿棒、歯ブラシ
ドライヤーのフィルターお掃除の手順
- フィルターをドライヤー本体からはずします。
下の写真は別な機種のドライヤーです。ホコリが溜まっていますね。このように吸気口が本体左右についていドライヤーで、フィルターがはずせるタイプが対象のお掃除法です。
下の写真のように吸気口が本体後ろにあるモデルはエアダスターを吹きかけなでください。ホコリが中に押し込まれてしまうことがあります。
このタイプは綿棒などを使ってお掃除することをおすすめします。
- 敷物を敷いてその上にフィルターを外側が下になる向きで手に持ってエアダスターを噴射してホコリを吹き飛ばします。ホコリ(ハウスダスト)アレルギーや喘息の人はマスクをすると安心です。
これだけです。簡単すぎてすみません。
ドライヤーのフィルターお掃除で気をつけること
画像出典:Canva
やり方は簡単ですがエアダスターの勢いが強烈なので以下のことには気をつけてください。
ドライヤー本体の中にホコリを入れないよう注意!
はずせるフィルター以外の吸気口や吹出口からエアダスターを吹きかけると、ドライヤー本体の中にホコリが戻ってしまい発火などの原因になりかねませんのでご注意ください。
家庭用ドライヤーなど本体後ろ側の網部分や吹出口を掃除するときは安全のためエアダスターを使わないことを推奨します
本体後ろ側の網部分や吹出口を掃除するときは掃除機+綿棒や歯ブラシを使って
取り外しのフィルターではなく、本体の後ろが網の場合は歯ブラシや綿棒でホコリを取った後、掃除機で吸い取る方法で掃除します。
風が出る吹出口のホコリも同様に、歯ブラシ+綿棒+掃除機で掃除します。
掃除機の吸込口の先に細めのノズルをつけると作業しやすいです。
【危険!】こんなときは使用をやめて買い替え・修理を検討
画像出典:Canva
火花が出たり、発火などの事故につながる事があるため、もったいないと思っても使用を中止しましょう。
私も20年間の中で一度だけドライヤーのコードがショートして焼け落ちた経験があります。ほんとに危険です。
・ドライヤーから焦げ臭い匂いがするとき
・コードと本体の接合部、またはプラグ等が異常に熱いとき
・風が異常に熱い、冷風しかでないとき
取外し可能なドライヤーのフィルター掃除をエアダスターで行う方法のポイント
・フィルターは外側を下にしてエアダスターを噴射、新聞紙や敷物の上で作業するのがおすすめ。
・フィルターが取り外せないタイプで本体後ろの吸気口の網を掃除するときは歯ブラシ+綿棒+掃除機を使う
・吹出口は電源を切った状態で入り口のホコリを歯ブラシ+綿棒で取り掃除機で吸い取る。
【ご注意】
本体内部にホコリが入るため、吸気口と吹出口はエアダスターを使わない。
歯ブラシ+綿棒+掃除機で!
【発火の危険!こんなときは修理・買い替えを】
・ドライヤーから焦げ臭い匂いがするとき
・コードと本体の接合部、またはプラグ等が異常に熱いとき
・風が異常に熱い、冷風しかでないとき
この他にも、ドライヤーを安全に使うため気をつけたいことについて下記のサイトで詳しく説明していますので参考にしてください。
ドライヤーを定期的にお掃除して安全に使ってくださいね。