白髪染めをする40~50代のブリーチを使ったデザインカラーについて次のことがわかります。
- 大人世代のブリーチのリスクやメリット、デメリット
- ブリーチ初心者におすすめなデザインカラー
- ブリーチカラーのアフターケアとスタイリングのコツ
をシェアしたいと思います。
もくじ
- ブリーチを使ったカラーリングのメリット
- ブリーチを使ったカラーリングのデメリット
- Q.40〜50代でブリーチはできますか?
- A.ブリーチに耐えられる髪の強度がある場合はできます。
- Q.ブリーチは金髪になりますか?
- A.求める色によって脱色のレベルをコントロールします。基本的に脱色したままではなくヘアカラーを重ねて染めます。
- Q.ブリーチは髪が痛みますか?
- A.痛みはありますが手触りを改善する手段はあります。
- Q.40〜50代ではじめてブリーチをしたいです。イタく見えるのが心配です。大人にはどんなデザインが向いていますか?
- A.ブリーチ未体験の大人世代にはデザインが全面に出すぎないものがおすすめ。
- 40~50代のブリーチ初心者におすすめなデザインカラー|細かめなハイライト
- 40~50代のブリーチ初心者におすすめなデザインカラー|インナーカラー
- ブリーチを使ったカラーリングはホームケアが必須です
- ブリーチヘアはツヤが命!
- 40~50代のブリーチを使ったデザインカラーのポイントを復習します
ブリーチを使ったカラーリングのメリット
ブリーチを用いることでブラウン以上の明るい透明感のある髪色、発色の良い髪色を楽しめます。
ブリーチを使ったカラーリングのデメリット
ブリーチを使うデメリットはやはりダメージです。
通常のヘアカラーより脱色のパワーが強いので比較的丈夫な状態の髪でなければおすすめしません。
最近ではダメージ軽減や髪を補強するはたらきを持ったプレックス成分が配合されたケアブリーチというジャンルの薬剤もよく使われます。
大人世代はケアブリーチを使用したほうが、繰り返したときのダメージを抑えることが期待できます。
Q.40〜50代でブリーチはできますか?
A.ブリーチに耐えられる髪の強度がある場合はできます。
一定以上の髪の強度を保っている人、カラーダメージが少ない人がブリーチ施術の条件です。
最近はケアブリーチが日本中のサロンに定着していますが、ケアブリーチならダメージがゼロという意味ではありません。
最近話題の脱白髪染めとは?以下の記事でわかります。
根本は白髪を染めて、全体はハイライトで明るく見せるハイブリッド的なデザインカラーもあります。
Q.ブリーチは金髪になりますか?
A.求める色によって脱色のレベルをコントロールします。基本的に脱色したままではなくヘアカラーを重ねて染めます。
求める色によっては髪を金髪まで脱色する必要がないこともあります。
【ワンポイントアドバイス】
なりたい髪色の写真を美容師に見せると、どのくらいのブリーチが必要か教えてくれます。
ご自身がどの程度までならブリーチしても良いと思っているかをしっかり伝えましょう。
明るく脱色するほどダメージも大きくなります。
Q.ブリーチは髪が痛みますか?
A.痛みはありますが手触りを改善する手段はあります。
画像出典 Canva
ブリーチはヘアカラーより髪に強い負担を与えます。
少しでもダメージを抑えたい人は、なるべくケアブリーチを提供するサロンを選ぶほうがベターです。
ブリーチデザインはどこのサロンでも同じレベルで仕上がるわけではありません。
ブリーチデザインを得意としているサロンを選ぶのが良いでしょう。
ダメージした髪は、サロンケア施術などで手触りと見た目を改善することはできても、痛みそのものはなくなりません。
髪全体のブリーチは後々のダメージのことも視野に入れて慎重に施術することをおすすめします
Q.40〜50代ではじめてブリーチをしたいです。イタく見えるのが心配です。大人にはどんなデザインが向いていますか?
A.ブリーチ未体験の大人世代にはデザインが全面に出すぎないものがおすすめ。
ブリーチ初心者はブリーチ部分が主張しずぎないものがおすすめです。代表的な2つのデザインをご紹介します。
40~50代のブリーチ初心者におすすめなデザインカラー|細かめなハイライト
昔のメッシュ、ではなくラインが周りの髪に馴染むほど細いハイライトのデザインカラーがおすすめです。
ハイライトを入れる範囲もはじめは顔周りだけなどさり気なく増やして行くことも可能です。
40~50代のブリーチ初心者におすすめなデザインカラー|インナーカラー
インナーカラー(髪の内側にデザインカラーする)は表面にデザインが出ません。
お仕事中などデザイン部分を表面の髪で隠しておくことができます。
耳にかけた時ちらっと見えるイヤリングカラーも人気です。
ブリーチを使ったカラーリングはホームケアが必須です
ブリーチを使ったヘアカラーをした髪をきれいに保つためには一般的なヘアカラーよりマメなホームケア(サロンケアも含む)が必要です。
具体的なヘアケアのポイントをまとめておきます。
- 洗浄力の強いシャンプー剤を避ける
- 薬剤ダメージに特化したサロン仕様のヘアケア剤を選ぶ
- ヘアアイロン前に保護剤(アウトバストリートメント)を使う
- 髪が濡れたまま放置しない
- ドライヤーは過乾燥を防ぐタイプがおすすめ
ブリーチヘアはツヤが命!
画像出典 Canva
ブリーチを使ったデザインカラーには、見た目のツヤが必要です。
とはいえ大人の髪はツヤを失いがちで、ダメージしている人も多いと思います。
くせ毛や縮毛の人はダメージしていなくてもツヤが出にくいものです。
ダメージ対策の機能があるヘアアイロンを使ってスタイリングすることで
ブリーチヘアも見違えるようなツヤを出すことができます。
ブリーチヘアには160℃以下の設定で、アイロン前に熱から髪を守る保護剤(アウトバストリートメント)を使うことを習慣にしてくださいね。
また、ツヤとまとまりを維持するために、なめらかでトリートメント性のあるスタイリング剤を使うことを強くおすすめします。
40~50代のブリーチを使ったデザインカラーのポイントを復習します
- 40~50代の人は髪の強度があるならブリーチができます。
- 40〜50代のブリーチはケアブリーチなどダメージ低減が必須です。
- ブリーチしっぱなしの金髪は現在あまり需要がありません。
- ブリーチ初心者は主張しすぎないデザインがおすすめ。
- ブリーチを使ったデザインカラーは向き不向きがあります。
- くせ毛などツヤが出にくい髪はヘアアイロンでツヤが作れます。
- ブリーチを使ったデザインカラーをきれいに保つにはホームケアが必須。
- ブリーチを使ったデザインカラーは美容師によって仕上がりが違います。
はじめてブリーチを検討している40〜50代の方のご参考になればうれしいです。
この記事は筆者個人のサロン経験をもとに書いております。
美容師やユーザーさんによってケア性とデザイン性のどちらに価値観を置くかによって意見が分かれます。
ヘアカラーには技術者によってたくさんのやり方や持論がありますのでこの記事の内容がすべてではありません。