
ヘアクリップ(ヘアアクセサリー)にはいろんな形がありますよね。
この記事では以下の内容がわかります。
- よくあるヘアクリップ5種類
- 用途別ヘアクリップの選び方

もくじ
女性美容師が解説|よくあるヘアクリップ6種類
- バンスクリップ
- サイドバンスクリップ
- ダッカール
- コンコルド
- バナナクリップ
- バレッタ
バンスクリップ

バンスクリップは多めの髪を1つにまとめるのが得意
超プチプラの物の中には、バネの耐久性が弱くすぐ壊れやすいものもありますのでバネの弾力を確認してから購入するのをおすすめします。
サイドバンスクリップ

サイドバンスクリップも比較的多めの髪を止めるのに向いています。
ねじってまとめ上げた毛束のサイドから止めるのでバンスクリップより見た目がスッキリ見えます。
ダッカール

美容室で見る、あのヘアクリップです。
実用性重視で、小分けにした髪をまとめるのに向いてます。

ブロッキングの例
ご家庭では、ブローやドライのときに2〜4本あると便利。
美容室用のものはバネの弾力と耐久性が強く長く使えます。
コンコルドクリップ(くちばしクリップ)

コンコルドクリップは比較的多めの髪をまとめるのに向いています。
むかーし、女子中高生の間で流行ったことがありますね。
比較的挟む力が強いのでまとめ髪に向いていますが、美容師の視点では金属のエッジで髪を挟むので、折れ跡やダメージが気になるのは私だけでしょうか?
バナナクリップ

平たいバナナクリップは、毛量が少なめの人はひとまとめにできることもありますが、毛量が多い人はかまぼこ型のものが向いています。
バレッタ

バレッタは、大きめのものはハーフアップ(上の髪だけ止めて下の髪はおろすスタイル)、小ぶりなものはサイドの髪など少ない毛束を平面的に止めるときに使います。

「昭和見え」対策として次のことに気をつけてみてください。
- ラインストーン、お花、ハートモチーフなどキラキラ系を避ける
- シンプルなつや消しシルバーやゴールド、モノトーンやアースカラーなど
- 細身のものを2個付けでヌケ感を出すなど
失敗しない用途別ヘアクリップの選び方
ヘアクリップを買ってみたけどいまいち使えなかった、という失敗はあると思います。
6種類のヘアクリップがどんなシチュエーションに向いているかまとめました。
バンスクリップ・サイドバンスクリップが向いている髪
◎ねじりあげることができる長い髪
◎多い〜普通の量の髪
▲丸型のバンスクリップは極端に少なめの毛束を止めるのには不向き
▲平たいバンスクリップは少なめの髪でもOK
ダッカールが向いている髪
◎ショートヘアからロングヘアまで幅広く使える
◯多い髪は一本では止まらないので何本か使って止める
★ヘアアクセサリーというよりブロッキングのためのヘアクリップ
★髪につけたまま外出しないよう注意
コンコルドクリップ(くちばしクリップ)が向いている髪
◎ミディアム〜ロングの長さの髪
▲重いものは少なすぎる毛束には不向き
バナナクリップが向いている髪

◎ミディアム〜ロングの長さのハーフアップやまとめ髪
◎毛量が少〜普通の髪
▲多い髪は止まらないものもある
バレッタが向いている髪

◎髪の一部分を止めるのでショートボブの長め前髪〜長い髪まで幅広く使える
◎アクセサリーとして使うのが一般的
▲一度に多くの髪を止めるのにはやや不向き
こんなのも簡単で今っぽいですよ!2個使いで一気に垢抜け!
平たいヘアクリップを可愛く!2つのコツ

多めの髪に飾りとして使いたいときは、アメリカピンやゴムでまとめ髪を作ってから、アクセントにしたい部分にバレッタをつけると崩れにくいですよ。

直毛の人はバレッタが滑りやすいのでカールアイロンで巻いて、ヘアワックスやバームなどをつけると滑りにくくなります。
ダッカールが向いている髪
◎ショートヘアからロングヘアまで幅広く使える
◯多い髪は一本では止まらないので何本か使って止める
★ヘアアクセサリーというよりブロッキングのためのヘアクリップ
★髪につけたまま外出しないよう注意
ヘアクリップの種類と用途をおさらいします
- ヘアクリップはバネの強さと耐久性をしっかりチェック
- 普通〜多い髪のまとめ髪やハーフアップ・・・バンスクリップ、サイドバンスクリップ
- 普通の量の髪のまとめ髪やハーフアップ・・・バンスクリップ、サイドバンスクリップ、バナナクリップ、コンコルド
- 少ない髪、部分的に少量止める・・・バレッタ、(ダッカール)
- 多い髪で平たいバレッタなどを使うときは先にまとめ髪をピンやゴムで作ってからバレッタをつける
- ヘアクリップが滑りやすい人はカールアイロンで巻いてワックスやバームをつけ滑りにくい下地を作っておく
- 装飾多いヘアクリップは避けて昭和見え回避
- ダッカールはブロッキング向け
ヘアアクセサリーやヘアクリップを選ぶときの参考になれば幸いです。
少々辛口に言うと、ちょっと昭和感が出やすいアイテムと感じます。