最新記事更新2023.2.13
もくじ
白髪染めをやめてグレーヘア|完全に白髪は抵抗がある方に
今回は、1年3ヶ月ほど前にヘアカラーでの白髪染めをやめてグレーヘア移行された60代以上の女性のお客様の2020年10月末現在の様子をリポートします。
グレーヘアの移行期は実際にどのようなものなのか写真と記事でお伝えします。
(I様、写真撮影と掲載にご協力いただきありがとうございます。)
- 白髪染めをやめて2〜3ヶ月の対策
- 白髪染めをやめて1年3ヶ月グレーヘア(白髪)を生かしてヘアマニキュアでハイライト
- グレーヘア移行期によくある不安な気持ちの例
- グレーヘアになって気づくことの例
白髪染めをやめて2〜3ヶ月のようす【グレーヘア移行期】
お客様はこの記事を書く一年3ヶ月前(写真は2019年7月撮影)からアルカリカラーでの白髪染めをやめてグレーヘアに移行しをはじめました。白髪染めカラーをやめて2〜3ヶ月位の時期にご来店されたときの状態です。
やはりここが一番気になるところです。
気長に髪が伸びるのを待つため、伸びてきた境い目を薄い色のヘアマニキュアでぼかす対策で乗り切りました。
白髪が多い部分を、細く縫うようにすくい取って(ウィービング)薄い色をつけます。
こちらのお客様は、もともとトップに白髪が多めの方でヘアカラー時代は明るいベージュ系の色ををオーダーされていました。
下は施術後の写真です。伸びてきた境い目のくっきりしたラインが目立たなくなりました。髪型はウェーブの出る髪質を生かして丸いシルエットの長めショートにしました。
染めた部分との境目がはっきりしていると、そこに視線が向きやすいので、グラデーション状にぼかすことで境目の存在感を中和しています。
頭の下半分はもともと白髪がない部分ですので黒っぽいです。
白髪染めをやめて1年3ヶ月後|ちょっと気持ちの変化が起こりました
その後2ヶ月おきくらいのペースでカットマニキュアでのぼかしを繰り返しました。白髪染めカラーをやめて半年くらい、ある程度自毛の白髪の割合が多くなった段階で気持ちの変化がありました。
そこで、グレーヘア(白髪)を生かしてヘアマニキュアでハイライトを入れて、ほんのり色を添えるデザインをご提案しました。
グレーヘア(白髪)を生かしてヘアマニキュアでハイライト
【施術前の写真】
白髪染めをやめて、境目をヘアマニキュアでぼかしながら1年3ヶ月。
外出自粛などもあり美容室に来れなかったのでまずカットをします。もうほぼグレーヘアになりました。
カット後、ヘアマニキュアで染めたあと、シャンプーします。ヘアマニキュアはハイライトの技法を使うので染める部分がとても少ないです。
仕上がりのようすです。美しいグレーヘア(白髪)を生かしつつ、ほんのりやさしい色味を筋状にブレンドした大人の可愛らしさもあるヘアスタイルです。
グレーヘア移行期によくある気持ちの変化と気づき
イメージ画像byCanva
今まで数々のお客様のグレイへア(グレーヘア、白髪)移行途中の不安なお気持ちやご質問をお聞きしてきました。
完全に白髪(グレーヘア)になった自分の姿は少なからずインパクトを感じると思います。
今回の例のように、グレーヘア自体は自然で気に入っているけど、ほんの少しおしゃれな色のアクセントがほしい時、ヘアマニキュアを使ってほんのり色を入れることでオリジナルなグレーヘアスタイルが楽しめます。
白髪染めヘアカラーをやめて気づくこと
白髪染めをやめてグレーヘア移行後は、本来のまっさらな自分の髪の健康さやツヤに驚く人も多いです。
髪のパサツキやダメージは年齢のせいだけではありません。
白髪染めカラーの薬剤によるダメージがあるのも事実です。
せっかく未加工の健康な髪を取り戻したので、せっかくなら極力ダメージさせない方法でグレーヘアを美しくしたいものですよね。
この記事がきれいなグレーヘア愛好家さんの参考になれば嬉しいです。