ヘアカラーとヘアマニキュアの違い|14のQ&A

Sumi

ヘアカラーとヘアマニキュアの違いをQ&A形式でまとめた記事です。2ページに渡るので目次から読みたい項目を選ぶと時短になります。

※ここではアルカリカラーのことをヘアカラーと呼びます。

 

【ヘアカラーとヘアマニキュア】最大の違いは髪を明るく脱色できるか

 

ヘアカラーとヘアマニキュアの違い

ヘアカラーは髪を明るくできるが、ヘアマニキュアは脱色作用がないため髪を明るくできない。

 

これがヘアカラーをする人に一番お伝えしたいことです。

美容室でカラーをする人は美容師側が薬剤の選定をするので問題ないのですが、

セルフカラーする人は、ヘアカラーとの違いを知って思わぬ失敗を避けてくださいね。

 

ヘアカラーとヘアマニキュアの違いと疑問Q&A

ここでは、ヘアカラーとヘアマニキュアの基本的な違いと、よくある疑問についてお伝えしていきます。

 

Q.ヘアカラーとヘアマニキュア|染まり方の違い

染まり方の違い

 

ヘアカラーの染まり方とは?

上のイラストのようにヘアカラー(右)は2つの薬剤を混ぜて起こる化学反応の力で髪の内部まで浸透し、メラニン色素を脱色、染料が発色します。

ファッションカラーや白髪染め用カラーなど幅広いバリエーションがあります。

 

ヘアマニキュアの染まり方とは?

ヘアマニキュア(左)は髪の表層近辺に染料が浸透して染まるだけで、脱色しないので明るくなりません

元の髪の明るさが見た目の色に影響します。

 

 

Q.ヘアカラーは肌につけないで塗ることができますか?

 

ヘアカラーは必要に応じて肌から浮かせて塗ることもできる

 

Sumi

A.はい。しみやすい人など必要があれば地肌から浮かせて塗ることができます。(わずかに根元が空きます)

 

ヘアマニキュアは地肌につくと染まってしまうため地肌から離して塗る

 

Sumi

A.ヘアマニキュアの場合は染料が髪の表層に軽く浸透して染まりやすいので皮膚にも染まりやすいです。

そのため地肌から浮かせて塗布します。

 

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2022/02/02

 

Q.ヘアマニキュアは髪が傷まないのは本当ですか?

 

Sumi

A.厳密には全く傷まないカラー剤は存在しませんが、

一般的な2剤式のヘアカラーに比べて脱色作用などが無く、染料を髪の表層に浸透させるだけなのでとても負担が少ないとお答えします。

 

Q.ヘアカラーとヘアマニキュア|色持ちの違いは?

 

ヘアカラーの色持ち

色持ちという意味はここでは髪に染まった色が残る期間とします)

Sumi

A.白髪染め目的のヘアカラーでは色持ちが1〜2ヶ月と長いです。ヘアカラーは髪の内部にまで作用し、メラニン色素を脱色することができます。

脱色作用で明るくなったところに色が入るダブルの作用があります。一般的に明るい色ほど褪色しやすく、濃い色ほど色が残りやすいです。

 

ヘアマニキュアの色持ち

Sumi

A.白髪染めのヘアマニキュアの持ちは1〜1ヶ月半程度です。ヘアマニキュアは髪表層に染料が軽く浸透するだけの軽い染まり方です。

ヘアカラーと比べて洗髪ごとに色素が薄くなっていく印象です。

とはいえ1ヶ月で色が完全になくなるというわけではありません。

ヘアマニキュアは根本的な髪色を変えたくない人や、白髪を自然にカムフラージュしたい人向きです。

現状の髪に色の透明フィルターがかかるような染まり方のため、元の髪の色が明るいほど発色が鮮明になります。

 

 

Q.ヘアカラーとヘアマニキュア|匂いの違いは?

ヘアカラーの匂いは?

 

Sumi

ヘアカラーには多少の揮発臭があります。現在はメーカーさんの努力で不快な匂いはかなり少なくなっています。

ヘアカラーは2つの化学物質を混ぜて化学反応が起こり脱色や染色ができる仕組みです。

髪塗り終わって15〜20分ほどが揮発臭のピークで徐々に少なくなっていきます。

 

 

髪についたヘアカラーの匂いは?

Sumi

一般的に、美容室ではヘアカラー後のシャンプーのときに匂いを残さないように後処置を行っています。

ご家庭ではヘマチン配合のシャンプーなどが匂い軽減対策になるかもしれません。匂いの残り具合には個人差があります。

 

 

ヘアマニキュアの匂いは?

 

Sumi

ヘアマニキュアの匂いはツンとしたむせるような揮発臭ではなくアルコールのような、ビニールのような材料臭があります。経験上アルカリカラーに比べて匂いが気にならない人が多いようです。

メーカーによってヘアマニキュアの匂いに違いがあり、香料などで匂いを目立たなくしている製品もあります。

 

 

Q.ヘアカラーとヘアマニキュア|髪のダメージの違いは?

 

ヘアカラーはダメージリスクがあります

 

明るいヘアカラーほど髪への負担は大きい

 

Sumi

11〜15レベル以上のとても明るいヘアカラー、ブリーチは脱色力が高いため繰り返すとダメージしやすいです。

髪がダメージしてくるとギシギシ感、乾燥、広がり、切れ毛などが現れてきます。

 

ヘアマニキュアは繰り返しのダメージが少ない

 

Sumi

ヘアマニキュアは脱色力を持たない化粧品タイプのカラー剤ですのでヘアカラーに比べてダメージが少ないです。