40~50代の方、最近のヘアカラーに混乱することありませんか?
SNSでヘアスタイル写真を見て、
などと思ったことありませんか?
いわゆる白髪染めと、おしゃれ染めの違いなどをQ&Aをまとめました。
前編は基本的なこと、後編はより具体的な例をお伝えしています。
もくじ
Q1.白髪染め、おしゃれ染めとは?
白髪染めとは?
一般的に白髪染めとは、白髪を染めて隠す目的のヘアカラーの俗称です。
白髪を染めて隠す
明るくする力が弱め
色素が入る力が強め
おしゃれ染め(ファッションカラー)とは?
【美容室では?】明るさや色のバリエーションが広いのがおしゃれ染め(ファッションカラー)です。
【市販では?】白髪染め用と書いてあるのは白髪染め用、おしゃれ染め用と書いてあるのは明るくなると覚えておけば充分です。
少し明るく白髪も染まるタイプもあるようです。
明るくする+色を入れる
明るくも暗くもできる
色バリエーションが豊富
ファッションで髪を明るく染める習慣が根付く前の昭和時代くらいまでは白髪染めは暗い色が当たり前でした。
サロンヘアカラーの進化により現在40〜50代の人たちは若い頃と同じように、白髪があってもいろんな髪色が楽しめるようになりました。
美容室でのおしゃれ染め(ファッションカラー)は色のバリエーションも広いので白髪がある人、無い人どちらでも多目的な使い方ができるのが特徴です。
一般的な白髪染め用ヘアカラーは5〜9レベル程度のものが多いです。
Q2.白髪染めとおしゃれ染めは違うもの?
どちらも同じアルカリカラー(酸化染毛剤)です
実は、白髪染めもおしゃれ染めも同じアルカリカラーの分類です。
アルカリカラーは大まかに言うと染料と脱色剤が配合されています。
色の明るさによって染料と脱色剤の配合バランスが変化します。
明るいほど脱色剤が多く、暗いほど染料が多くなります。
下の方、暗い色は特に白髪にしっかり色素が入ります。明るさは控えめです。
上の方、明るい色は明るくなりますが白髪に色が入る力は弱めです。
(黄色系の上はブリーチが必要です。)
美容室でカラーをするときも、白髪をしっかり隠したいか、明るさを優先するかを聞かれると思います。
美容室ではニーズや髪の条件に合わせたカラーリングができます。
Q3.おしゃれ染め(ファッションカラー)でも白髪は染まる?
ファッションカラーでも白髪が染まるものがあります。
ただし、髪の太さや硬さ、求める色などによって染まり方に個人差があります。
美容室では、薬剤のメーカーによって薬のパワーや発色力に特徴や違いがあるので、
白髪を染めるのに向いているメーカーや色をチョイスします。
Q4.私にはどっちが合うの?
一概に言えませんが、美容師経験から一般的に白髪染めカラーが向くのはこんな人です。
- 白髪をしっかり隠したい人
- 透ける感じが苦手な人
反対に、このような方はおしゃれ染めでも楽しめると思います。
- 白髪を目立たなくしつつ、明るさや色バリエーションを楽しみたい
- 今っぽい印象にしたい
- ファッションに合った髪色にしたい など
Q6.ブリーチハイライトの脱白髪染めが向く人は?
ハイライトは黒髪部分を明るくして白髪の存在をカムフラージュする目的ですので、
すでに色素がない白髪部分にハイライトはあえて入れなくても問題ありません。
(黄みを取りたいなど特殊なケースを除く)
染めていない、天然グレーヘアの方は明るい発色が楽しめます。
Q6.ブリーチハイライトが向かない人は?
サロンでの経験上ブリーチハイライトが向かないと推測される人は次のような人です。
(個人の主観を含みます)
- 明るさや色より根元の白髪が気になる
- 髪を明るくしたことがない
- 1〜2ミリ白髪が伸びたら染めたくなる
- 白髪が透けなよう濃く染めたい
- 3週間足らずで染めている
- セルフカラーを頻繁にしている
- ダメージが強い髪 など
一概に言えませんが、このような方は白髪染めカラーの方が満足できると推測します。
教えて!白髪染めとおしゃれ染めヘアカラー13のQ&A|前編をおさらい
前編は基本的なことをお伝えしました。最後におさらいをします。
後編では、より具体的なご質問にお答えしていきます。
ぜひ、チェックしてくださいね。
一般的に白髪染めとは、白髪を染めて隠すヘアカラー
【美容室のおしゃれ染め】明るくも暗くも、色んな色
【市販のおしゃれ染め】白髪は染まりにくい、色の種類少なめ
【市販・美容室】白髪染めもおしゃれ染めも同じアルカリカラー(酸化染毛剤)の分類
【美容室のおしゃれ染め】では白髪を染める薬剤や技術がある
【市販のおしゃれ染め】明るいカラー単品では白髪が染まりにくい可能性
白髪を徹底的に隠したい人は白髪染め、いろんな髪色を楽しみたい人はおしゃれ染め
一般的に白髪が黒髪より少ない人がブリーチハイライト向き
1〜2ミリ伸びてもとにかく白髪を染めたい人は白髪染めを
昨今のヘアカラーは髪の個人差や価値観によって
相性の良い方法が大きく違います。
ここで紹介した内容が全てのユーザーさんや
美容師の考えに当てはまるものではありません。
施術の前に担当の美容師によくご相談されることをお勧めします。
この記事は美容室での仕上がりを保証するものではありません。
他サロンさんでの仕上がり等の責任は負いかねます。