白髪染めとおしゃれ染めヘアカラーQ&A【前編】

40~50代の方、最近のヘアカラーに混乱することありませんか?

SNSでヘアスタイル写真を見て、

おしゃれ染めで、白髪染まるの?

などと思ったことありませんか?

 

いわゆる白髪染めと、おしゃれ染めの違いなどをQ&Aをまとめました。

 

前編は基本的なこと、後編はより具体的な例をお伝えしています。

 

白髪染めとおしゃれ染めヘアカラーQ&A【後編】

2022/11/07

 

 

 

Q1.白髪染め、おしゃれ染めとは?

 

A1-1.白髪染めとは白髪を染めて隠す目的のヘアカラー

 

一般的に白髪染めとは、白髪を染めて隠す目的のヘアカラーの俗称です。

 

白髪染めとは?

白髪を染めて隠す
明るくする力が弱め
色素が入る力が強め

 

 

A1-2. おしゃれ染め(ファッションカラー)とは明るさも色も幅広いヘアカラー

 

【美容室では?】明るさや色のバリエーションが広いのがおしゃれ染め(ファッションカラー)です。

 

【市販では?】白髪染め用と書いてあるのは白髪染め用、おしゃれ染め用と書いてあるのは明るくなると覚えておけば充分です。

少し明るく白髪も染まるタイプもあるようです。

 

おしゃれ染めとは?
 
明るくする+色を入れる
明るくも暗くもできる
色バリエーションが豊富

 

 

髪を明るく染める人が少なかった時代は、白髪染めは暗い色が当たり前でした。

髪を染める=白髪染めという時代です。

 

時代は変わり、現在40〜50代の人たちは髪を明るく染めてきた世代です。

美容室では白髪があってもいろんな髪色が楽しめるようになりました。

 

美容室でのおしゃれ染め(ファッションカラー)は色のバリエーションが広いので白髪がある人、無い人どちらでも多目的な使い方ができるのが特徴です。

 

一般的な白髪染め用ヘアカラーは5〜9レベル程度、濃いブラウンからやや明るいブラウンが多いです。

 

 

 

 

Q2.白髪染めとおしゃれ染めは違うもの?

 

A2.白髪染めとおしゃれ染めはどちらもアルカリカラー(酸化染毛剤)です

実は、白髪染めもおしゃれ染めも同じアルカリカラーの分類です。

アルカリカラーは大まかに言うと、染料と脱色剤が配合されています。

髪を明るく脱色したり、髪に色素を入れることができます。

 

色の明るさによって染料と脱色剤の配合バランスが変化します。

明るいほど脱色剤が多く、暗いほど染料が多くなります。

 

上の図の暗い色は特に白髪にしっかり色素が入ります。明るさは控えめです。

明るい色は明るくなりますが白髪に色が入る力は弱めです。

(黄色系より上はブリーチが必要です。)

 

 

市販のカラーを選ぶ時は、白髪染め用か、おしゃれ染め用か確認するのがポイントです。

美容室でカラーをするときも、白髪をしっかり隠したいか、明るさを優先するかを聞かれると思います。

美容室ではニーズや髪の条件に合わせたカラーリングができます

Q3.おしゃれ染め(ファッションカラー)でも白髪は染まる?

A3.ファッションカラーでも白髪が染まるものがあります。

 

ただし、髪の太さや硬さ、求める色などによって染まり方に個人差があります。

美容室では、薬剤のメーカーによって薬のパワーや発色力に特徴や違いがあるので、
白髪を染めるのに向いているメーカーや色をチョイスします。

市販セルフカラーは薬剤の特性を見極めることが難しいので美容室でカラーする方が失敗を防げる確率が高いです。

 

 

Q4.私にはどっちが合うの?

A4-1.【美容師経験】一般的に白髪染めカラーが向くのはこんな人

白髪染めカラーが向いている人
  • 白髪をしっかり隠したい人
  • 透ける感じが苦手な人

 

A4-2.【美容師経験】一般的におしゃれ染めも向く人

おしゃれ染めでの白髪染めが向く人
  • 白髪をカムフラージュしつつ明るさや色を楽しみたい
  • 今っぽい印象にしたい
  • ファッションに合う髪色にしたい など

 

 

Q6.ブリーチハイライトの脱白髪染めが向く人は?

 

 

A6-1.【美容師経験】一般的にブリーチハイライトが向いている人は黒髪にパラパラ白髪の人

ブリーチハイライトが向く人
一般的にブリーチハイライトが向いている人は、白髪が黒髪より少ない人です。(個人の主観)

 

ハイライトは黒髪部分を明るくして白髪の存在をカムフラージュする目的ですので、

すでに色素がない白髪にハイライトはあえて入れなくても問題ありません。

(黄みを取りたいなどのケースを除く)

染めていない、天然グレーヘアの白髪は明るい発色が楽しめます。

 

 

Q6.ブリーチハイライトが向かない人は?

A6-2.【美容師主観】ブリーチハイライトは濃い色でしっかりカバーしたい人には不向きなことも

サロンでの経験上ブリーチハイライトが向かないと推測される人は次のような人です。
(個人の主観で例外もあります)

 

ブリーチハイライトでの脱白髪染めが向かない人
  • 明るさや色より根元の白髪が気になる
  • 髪を明るくしたことがない
  • 白髪が透けなよう濃く染めたい
  • 3週間足らずで染めている
  • セルフカラーを頻繁にしている
  • ダメージが強い髪 など

一概に言えませんが、このような方は白髪染めカラーの方が満足できると推測します。

 

教えて!白髪染めとおしゃれ染めヘアカラー13のQ&A|前編をおさらい

Sumi

前編は基本的なことをお伝えしました。最後におさらいをします。

後編では、より具体的なご質問にお答えしていきます。

ぜひ、チェックしてくださいね。

 

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一般的に白髪染めとは、白髪を染めて隠すヘアカラー

【美容室のおしゃれ染め】明るくも暗くもバリエーション豊富

【市販のおしゃれ染め】白髪は染まりにくく色の種類少なめな傾向

【市販・美容室】白髪染めもおしゃれ染めも同じアルカリカラー(酸化染毛剤)

【美容室のおしゃれ染め】では白髪を染める方法がある

【市販のおしゃれ染め】明るいカラー単品では白髪が染まりにくいことも

白髪をしっかり隠したい人は白髪染め、髪色重視の人はおしゃれ染め

一般的に黒髪に白髪がパラパラ程度がブリーチハイライト向き

3週間くらいで染めたい人は白髪染めを

昨今のヘアカラーは髪の個人差や価値観によって
相性の良い方法が大きく違います。

ここで紹介した内容が全てのユーザーさんや
美容師の考えに当てはまるものではありません。

施術の前に担当の美容師によくご相談されることをお勧めします。

この記事は美容室での仕上がりを保証するものではありません。
他サロンさんでの仕上がり等の責任は負いかねます。