サロンカラーのつなぎのセルフカラーで失敗しないコツ

 

Sumi

サロンカラーのつなぎのセルフカラーで失敗しないコツをお話しします。

 

サロンカラーの「つなぎ」のホームカラー

 

この記事の対象となる方

・普段はサロンカラーをしていてあくまでも応急処置としてホームカラーをする人

白髪をカバーすることが最大の目的でカラーをしている人。

・現在染まっている髪の明るさが7〜8レベルくらいの人。(焦げ茶、ダークブラウン、ブラウンなど控えめな明るさ)

・アッシュ、ベージュ、赤みなどを強調しない、自然なブラウン系の髪色にしている人。

 

次のような方は美容室でヘアカラーをするのをおすすめします。

 

  • 色や明るさのバリエーションを楽しみたい
  • ハイライトなどブリーチを必要とする白髪染め

 

サロンカラーのつなぎのセルフカラーで失敗しないコツ3つ!

 
画像出典:Canva

 

つなぎのセルフカラーで失敗しないコツ3つ

1.今染まっている色より少し明るい(薄い)色を選ぶ。
2.  使用回数、放置時間を増やしすぎない。
3. できれば根本の新生部だけ染める。毛先まで染めない。

この3つのコツにはこのようなメリットがあります。

  • 次回美容室でのカラーで髪への負担がの少ない修正がしやすい
  • 美容室でのカラーとのギャップを減らせる

 

 

失敗しないポイント1.今染まっている色よりやや明るい(薄い)色を選ぶ

 

 
画像出典:Canva

 

10〜11レベルくらいのブラウンに染めているの人の場合

今の明るさと同じくらいか、やや明るい色を選ぶと暗いムラになる失敗が防げます

 

Sumi
  • カラートリートメント
  • ヘアマニキュア

で染める場合、回数を重ねるたびに色が濃くなりますのでご注意ください。

 

回数を重ねると、白髪はよく染まりますが暗くなっていきます。

 

つなぎセルフカラーでよくある失敗は暗く染まりすぎること

頭頂部を染めた例。暗すぎると色の差が目立つことも。

 

(以下は私のサロンワークでの経験談です)

つなぎセルフカラーで一番多く見られる失敗は、明るい髪に暗い色ムラができることです。

 

 

極力、根本の白髪だけ染めて、毛先は薬剤を付けないのをおすすめします。

中間〜毛先まで塗るとサロンで明るく染めた部分が暗くなってしまいます。

とくに毛先は染料を吸い込みやすいです。

 

 

つなぎのセルフカラーでは特殊な色を使わないのがベター

ナチュラルブラウンなど自然な色を選ぶようにしたほうが色ムラを避けられます。

 

以下のような色の市販カラーは、美容室で明るいカラーにしたい時に影響が残りやすいので使わないほうが無難です。

美容室でのカラーとの差が目立ちやすくなったり、色素が残りやすいことがあります。

  • ローズレッド、オレンジブラウンなど赤みの色
  • アッシュ、グレーなど青みの色
  • オリーブ系など緑みの色

 

このような色味が強いカラーは、カラーチェンジの時色素を脱染しても後々くすみが残りやすく、サロンカラーとの透明感の差が出やすいのでセルフで行わないほうが無難です。

失敗しないポイント2.使用回数を増やしすぎない

 

カラートリートメントの場合

カラートリートメントは繰り返すほど色が濃くなります。

初回は2〜3日連続、その後は1週間に1回ペースにとどめて色が暗くなりすぎるのを防ぎます。

サロンで染める前2〜3週間から使用回数を減らすことで色のギャップを減らせることがあります。

 

 

失敗しないポイント3.できれば根本の新生部(白髪が出てきた部分)だけ染める

できるだけ新生部の白髪だけ染める、これがつなぎカラーのコツです。

 

ヘアカラー用のハケ(ブラシコーム)で根元の白髪だけ狙い撃ちできます。

 

ブラシコームが手に入らない場合は、歯ブラシなどでも代用できます。

 

ヘアマニキュアで根元の白髪をピンポイントに染めるには以下の記事をご参照ください。

 

 

つなぎセルフカラーのおさらい

あくまで美容室に行くまでのつなぎで、サロンカラーに影響が少ないセルフカラーのコツをご紹介しました。

  • 根元の白髪だけ染めるのが最大のコツ
  • 今染まっている色より少し明るい(薄い)色を選ぶ
  • 使用回数、放置時間を増やしすぎない

サロンに行けないときの応急処置のご参考になれば幸いです。